〜ニュークレインオーケストラの歴史〜
部の歴史

 

正顧問:小桧山 由美子(バリトンサックス担当:国語科)

副顧問:楠 景二(トランペット担当:芸術科山本 真弓(フルート担当:国語科


 鶴来高校吹奏楽部「ニュー・クレイン・オーケストラ」は従来のシンフォニック・バンドに代わり、平成元年からJAZZを中心に演奏するビッグバンドのスタイルをとっています。


 県内唯一の高校生ビッグバンドとして新たなスタート
を切った当初の顧問は現在、県立大聖寺高校勤務の岩城栄淳教諭と県立小松商業高校勤務の室陽子教諭でした。岩城教諭、室教諭共に吹奏楽経験者で指揮を必要としないビッグバンドのメンバーの一員として岩城教諭はトランペット、室教諭はテナー・サックスを演奏されていました。顧問参加型のビッグバンドの形は現在も受け継がれ、現顧問三名もそれぞれの担当楽器を生徒と共に演奏しています。


 ビッグバンドとして初めて定期演奏会を開催したのは平成3年で、定期演奏会は今年で14回目を迎えました。地域のイベントをはじめ、年々校外での活動の場も広がり、平成15年度は鶴来町で開催された歌手の原田真二氏の「鎮守の杜コンサート」にゲスト出演、毎年和倉で開催されている「
ントレー・ジャズ・フェスティバル・イン能登」のアマチュア・デイにも出演、全米選抜のハイ・スクール・ビッグ・バンドとの共演も果たしました。平成16年度も七尾で行われた「モントレー・ジャズ・フェスティバル・イン能登2004」に出演、全米選抜のハイ・スクール・ビッグ・バンドと山中中学との共演を果たすことができました。また、10月2、3日は県立音楽堂で開催された「ジャイブ・ジャズ・ジャンクション2004」に参加。守屋純子セクステットのメンバーからクリニックを受け、本番の最後の曲は合同演奏をしていただきました。


 平成16年4月からは、「プレステッジ・ジャズ・オーケストラ」の塩村宰氏(金沢市在住のトロンボーン奏者)に毎月バンド指導を受け、レベルアップに励んでいます。例年、部員のほとんどが初心者で
譜面を読むことからはじめる生徒も多いですが、ジャズを通して自己表現を身につけ、日々の練習で協調性や忍耐力を養い、3年間で大きく成長を遂げ、本校を巣立っています。

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